※素晴らしい登場人物イラストは、全てruder@あいぼんさん(Cracking Crown)に描いていただきました!
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主な登場人物

(Максим Андреевич Ежов)
ロシアの古都サンクトペテルブルクで活動する祓魔師の男。26歳。
召喚術と精霊魔術についてそれなりの知識および技術を持ってはいるが、
世界魔術師協会サンクトペテルブルク支部の方針とはあまり反りが合わず、
協会の実働部隊ではなく、民間の魔術師団「スペードの女王」に所属する。
しかし支部から嫌がらせのようにろくな仕事を回してもらえない上、
他のメンバーと違って副収入源を持っているわけでもないので、常に赤貧生活。
活動中の通称は「トロイカ」。ただし本人はあまり呼ばれたがらない。
髪はアッシュブラウン■、目はブルーグレー■。
アリサ・ルキーニチナ・マイスカヤ(Алиса Лукинична Майская)

外見は小学生ほどにしか見えないが、実年齢は19歳であり一人前の魔女。
人間離れした筋力と敏捷性を持ち、主要な武器は己の肉体そのもの。
ほか、錐のような刀身を持つ十字架型の短剣(スティレット)も用いる。
団のリーダーであるフセーヴァのことを「小父さん」と呼んで慕うが、
血縁があるわけではなく、あくまでも上司と部下の関係である。
普段は奨学金を受けて大学に通っている。活動中の通称は「セミョルカ」。
髪はプラチナブロンド■(染髪)、目はアンバー■。

(Всеволод Кириллович Иванов)
祓魔師たちで結成された魔術師団、「スペードの女王」の現リーダー。
敬虔な正教徒であり、普段は地元の教会で、堂役として手伝いなどを行っている。
ソ連時代の長い弾圧を掻い潜って修行を続けてきたベテランの祓魔師だが、
本人はその素振りも見せず、普段は飄々とした態度で折衷役に徹する。
長らく愛酒家かつ愛煙家で、よくマックスを相手に晩酌を楽しんでいる。
特技は料理、および自家製ウォッカの蒸留。活動中の通称は「トゥズ」。
髪はグレー■、目はモスグリーン■。

(Людмил Александрович Стрельников)
世界魔術師協会サンクトペテルブルク支部より送り込まれた監察官。20歳。
協会の正規職員だが魔法使いではなく、監察官としての経験もまだまだ浅い。
ペテルブルク郊外の実家住まいだったが、査察にあたって住居を変え、
マックスたちの拠点である市内の共同住宅(コムナルカ)へ引っ越してきた。
礼儀をわきまえ、他者に対して友好的な態度を取るよう心がけているのだが、
人好きのする、を通り越して薄ら寒さを覚えるようなプロパガンダ的表情の持ち主。
髪はライトブラウン■、目はライトグレー■。